表参道周易塾

Column たった三言の鑑定 

心に残る鑑定はいくつかありますが、

その中でも「たった三言で終わった鑑定」についてお話ししようと思います。

残念ながら「黙って座ればピタリと当たる」ではないのです。

約一時間の間、私が発した言葉は「あ、そうですか」「そうですね」「それで」だけ。

あとはひたすら、しゃべりたいのをぐっと我慢し続けました。

相談者さんが一人で悩みを打ち明け、語り、時には黙り込み、

最後に「先生、今日は良いお話を聞けてよかったです」で終わり。

変でしょ。だって私は良い話どころか相槌しかうってないんですから。

そして、一方的に話され倒れた時に起こる疲労感はなく、お互いにご挨拶をして鑑定が終わりました。

 

この鑑定をただ「最大の話し上手は聞き上手」ってことで、自己満足的なまとめで片づけていいものか、思案していたら

「伝えること」と「伝わること」は別物という話を聞きました。

「意味のない言葉」例えば相槌みたいなものは「伝えること」にあまり効果がないものと思いこんでいたけれど

案外「伝わること」には十分有効で、大切な要素になるんじゃないかと、気が付き始めました。

相談者さんの真摯な態度にだいぶ助けられての鑑定でしたけれどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ページトップへ戻る