Column 「絵で学ぶ易占」の第三刷が発刊
宇澤周峰先生著「絵で学ぶ易占」(虹有社発行 定価4500円+税)が初版から
わずか5年で第三刷が発刊(2021年12月4日)されることになりました。
私も編集協力としてこの書に関わりましたが、この書の魅力はなんといっても三井佳奈さんの
イラストにより、易経の漢文のグラフィック化が図れたことにあります。
易経はもともと、記号(陰陽を表す「–」と「―」)で、複雑な内容を伝える機構を備えているの
で、あえて文字で描かれている漢文の方をグラフィック化することはない、もしくは不可能である、
漢文を絵にしたら漢文の価値が下がる等、従来の思い込みをダンッと壊してみたら、こんな書ができ
てしまったというわけです。
記号を読む場合は、その意図する範囲に従って記号から言葉を引っ張り出していけばよいのですが、
漢文をグラフィック化するというのは、漢文の持つ広範囲な情報の最大公約数を探しだして、それを
グラフィック化するしかないのです。
最大公約数のピックアップといってもかなりの大胆さと繊細さを要求される気が遠くなるような作業
が待ち構えていました。
その結果に興味を覚えた方はぜひ手に取ってみてください。易経は難しいものでも退屈ものでもな
く、とても面白い書だということが実感できるはずです。
また既にこの書を購入された方にはこの場をお借りして心から感謝申し上げる次第です。